胡蝶蘭を長く楽しむ育て方 蘭すぐnet
- 昼20~25度 夜15~18度
- レースのカーテン越しなど、直射日光があたらない程度の遮光。
- 最低気温が18度以上になれば室外に出しても大丈夫。
風通しが良く、日当たりの良い場所であれば室内のままでも良い。
- 高温多湿を好む植物なので、湿度の低いこの時期は霧を吹き加湿する。植え込み材料が乾いてから与える。やりすぎ注意。
- 液肥を5000倍に薄め、月に1~2回程度を目安とし、水の代わりに与える。
- まだまだ夜は気温が下がる日もあるため、置き場所に注意すること。また、夏にむけて株が生育を始めるスタート時期になるため、水の与えすぎによる根腐れなど起こさないように注意してください。

- 戸外自然温
- 一日中日陰になる場所か、70%くらいの遮光可能な場所。
- 風通しの良い戸外で地面から50cm以上高くした棚などの上。
- 気温が上がる前の午前中に与える。4~5日に1回が目安ですが、必ず植え込み材料が乾いているのを確認してから与える。
- 液肥を5000倍に薄め、月に2~3回程度を目安とし、水の代わりに与える。
- 夏の日差しは非常に強いため、葉焼けを起こさないように注意すること。戸外では害虫がつきやすいため害虫対策をしてください。室内ではクーラーの風が直接当たらない場所に置くこと。

- 昼20~25度 夜15~18度
- レースのカーテン越しなど、直射日光があたらない程度の遮光。
- 最低気温が18度位まで下がってきたら、室内に取り込み、風通しが良く、日当たりの良い場所に置く。
- 高温多湿を好む植物なので、湿度の低いこの時期は霧を吹き加湿する。水やりは植え込み材料がしっかり乾いてから株元へ与える。やりすぎに注意。
- 液肥を5000倍に薄め、月に1~2回程度を目安とし、水の代わりに与える。
- 春から夏にかけてしっかり生育した株はこの時期に花芽が出てきます。非常にデリケートなため、折ったり傷つけたりしないように注意してください。

- 昼20~25度 夜15度以上
- ガラス越しの直射。2月からは日差しが強くなるのでレースカーテン越し。
- 昼は窓際の出来るだけ暖かいところ。夜は暖房の風が直接あたらないようにして室内で最も暖かい場所。
- 最低気温が15度以上で管理できる場合は、植え込み材料がしっかり乾いてから、温かい水(30度~40度)を少量与える。15度以下で管理する場合は一度に与える水の量を半分以下に減らし霧吹きなどで十分に加湿する。
- 与えない。
- 暖房した部屋は乾燥するため、加湿器などで湿度を高めてください。真夜中は気温が下がるため、段ボールやスチロール等で覆い保湿してください。

よくあるご質問
- ・胡蝶蘭が届きました。ラッピングはいつはずせばいいですか?
- ・鉢の下に受け皿は必要ですか?
- ・どんな場所で育てればいいですか?
- ・置き場所は季節によって変える必要がありますか?
- ・エアコンの風はあてない方が良いですか?
- ・湿度の注意点はありますか?
- ・霧吹きなど必要でしょうか?
- ・水やりの頻度、あげる水の量、時間帯などありますか?
- ・季節によって水のあげ方に違いはありますか?
- ・どんな肥料をどれぐらい与えたら良いですか?
- ・肥料の必要な時期、必要でない時期などはありますか?
- ・元気がない場合は水をあげるか、あげないかどちらが良いですか?また肥料を上げたほうが良いですか?
- ・花がしおれてきたら、その都度、花を摘んだ方がよいですか?
- ・花を長持ちさせる方法はありますか?
- ・花が終わった茎は切ったほうが良いですか?切る時期は決まっていますか?
- ・葉が枯れてきたらどうすれば良いですか?
- ・どんな時に鉢に植え替えが必要ですか?
- ・植え替えの際に、水苔は新しくする必要がありますか?また元肥(肥料)が必要ですか?
- ・植え替えに適した季節はありますか?
- ・植え替える時は1本ずつに分けたほうが良いですか?
- ・植え替えの手順を教えて下さい。
- ・胡蝶蘭も害虫がついたり、病気になることはありますか?
- ・害虫がついたり、病気になった時の対処方法はありますか?
- ・冬越しの注意点を教えて下さい。
- ・部屋の中では何に気をつけたらいいですか?
- ・胡蝶蘭の花が咲き終わりました。また咲かせることはできますか?
胡蝶蘭が届きました。ラッピングはいつはずせばいいですか?
ラッピングのフィルムが受け皿替わりになっておりますので、ラッピングが邪魔でなければ、
花が終わってからはずしていただければ結構です。
鉢の下に受け皿は必要ですか?
ラッピングのフィルムが受け皿替わりになっておりますので、ラッピングを外された後には、
必要になります。
どんな場所で育てればいいですか?
外気温が10℃ぐらいまでは、レースのカーテン越しの窓際に置いていただいて、
外気温が10℃以下になったら、できるだけ暖かい場所へ置いてください。
置き場所は季節によって変える必要がありますか?
季節より、温度で置き場所を変えてください。
エアコンの風はあてない方が良いですか?
直接、エアコンの風が当たらない方が良いです。
湿度の注意点はありますか?
最適な湿度は70%ですが、一般のご家庭で管理していただくのは難しいと思います。
花が咲いている間は、それほど気にしなくても問題はありません。
霧吹きなど必要でしょうか?
花が終わってから、夕方に霧吹きなどで株に水をかけてあげると湿度が上がり、
夜間の光合成を活発にします。
水やりの頻度、あげる水の量、時間帯などありますか?
一週間に一度、コップ一杯程度を株にかける頻度で、あげる時間は午前中が良いです。
季節によって水のあげ方に違いはありますか?
外気温が10℃以上の場合は、一週間前後。
外気温が10℃以下の場合は、10日~14日ぐらいが良いでしょう。
どんな肥料をどれぐらい与えたら良いですか?
ホームセンターなどで売られているハイポネックス微粉を、2Lの水に2g入れてよく混ぜた後、
与えてください。
肥料の必要な時期、必要でない時期などはありますか?
花が咲いている時期は、肥料は必要ありません。
花が終わってから、または天葉が出てから必要になります。
※天葉:最上部に生じる葉で、この葉が出現すると、その茎がほぼ満開になったことになります。
元気がない場合は水をあげるか、あげないかどちらが良いですか?
また肥料をあげたほうが良いですか?
元気がない理由として2つあげられます。
1.根が傷んで水を吸収できない。この場合は水やりを控えてください。
2.水やりが足りなくて乾きすぎている。この場合は水をたっぷりあげてください。
花が咲いている時期は、肥料は必要ありません。
花がしおれてきたら、その都度、花を摘んだ方がよいですか?
しおれた花はその都度摘んでください。
花を長持ちさせる方法はありますか?
水をやりすぎて根を傷めないこと。 冬はなるべく暖かいところへ置くことが大切です。
花が終わった茎は切ったほうが良いですか?切る時期は決まっていますか?
茎は切ってください。茎を切る際には株ぎわまで切って大丈夫です。
茎が黄色くなるまでに切ると、茎のふしから芽が出る可能性が高くなります。
葉が枯れてきたらどうすれば良いですか?
黄色くなってきた葉は、出来るだけ早くちぎり取ってください。 病気の進行を防げます。
どんな時に鉢に植え替えが必要ですか?
鉢の中に根がいっぱいになった時や水苔が黒く変色してきた時です。
植え替えの際に、水苔は新しくする必要がありますか?
また元肥(肥料)が必要ですか?
古い変色した部分だけを交換してください。肥料も必要ありません。
植え替えに適した季節はありますか?
春が最適です。気温もよく根が伸びるには良い条件です。
植え替える時は1本ずつに分けたほうが良いですか?
株は分けない方が管理はしやすいと思います。
1本ずつ分ける場合は、1株ずつ素焼きの鉢へ。大輪胡蝶蘭は4寸鉢か5寸鉢が最適です。
植え替えの手順を教えて下さい。
化粧鉢からひと株ずつ抜き取り、4寸鉢へ押し込みます。多少根は折れますが、問題ありません。
しっかり強く押し込んでください。
もし、鉢のサイズが大きくてブカブカであれば、水苔を購入していただき、根本に水苔を巻いて
再度押し込んでください。
胡蝶蘭も害虫がついたり、病気になることはありますか?
害虫はつきにくい植物ですが、株が弱るとカイガラムシやナメクジが付きます。
葉が黄色くなれば病気にかかっています。
害虫がついたり、病気になった時の対処方法はありますか?
虫:根を痛めないよう水やりは少なめにしてください。
葉:黄色くなったらすぐにちぎってください。
冬越しの注意点を教えて下さい。
できるだけ暖かい場所に置くこと。
水やりは少なめにすること。
晴れている時は日光に当てて、夜は暖かい場所への移動することが大切です。
部屋の中では何に気をつけたらいいですか?
冷暖房の風が当たらないところで管理してください。
暖房やクーラー扇風機の風が当たってしまうと、花がしぼんだり蕾が落ちてしまうことがあるので、風が直接当たらない場所においてください。
胡蝶蘭の花が咲き終わりました。また咲かせることはできますか?
【すぐに花を咲かせたい場合】
咲き終わった後に茎を2~3節目で切ってください。
株の力は弱まってしまいますが、切った下の節の所から新しい花芽が出やすくなります。
【長く育てたい場合】
根元(2~5センチぐらい)のところで切ってください。
根元から切った場合は、株の力が蓄えられるので秋に花芽が出始め、
春には楽しむことができます。
【鉢に植え替える場合】
株の寄席うえしてある鉢は、1株につき1鉢に植えなおしてください。
何度も植え替えるのは、根を痛めてしまいますのでこまめな植え替えはやめたほうが良いです。
植え替え時期は春から秋の間で、冬は避けてください。